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TYC2010年最後の行事、「表彰式&忘年会」が行われた。振り帰れば、あっという間の1年であった。
年明け早々の1月にY31S用メイン・ジブ(ノースセール)のシェイクダウン。
シーズン前の冬場、風のある時期に乗り込んでセールトリム&基本練習を徹底的に行った。
迎えた第1戦、冬季練習の成果が出て優勝、その勢いでTBCレースにも出場し連勝。第2戦、3戦と合わせて5連勝。このまま無傷で連勝記録を伸ばせるか・・
と思っていたが、世の中そんなに甘くありません。中盤、前年度チャンピオンのボーンフリー艇に3タテを食らい目が覚める・・
4戦以降は、オペレーションマニュアルを構築、それぞれのポジションフローと連携を確認、ホームページから新しいクルーの応募もあり、少しづつチームの体制が整ってきた。
夏過ぎ、ベネトウ日本輸入元からF35日本1号艇の話をいただき、次年度の「ミドルボート選手権」やメジャーレースを目指すべく新艇導入を決意。9月23日進水。
後半TYCシリーズ戦はそのままY31Sで参戦、新艇はシェイクダウンを横浜ベイサイドオープンレースで行い、TYCシリーズ戦終了後にチューニング&トレーニングと2艇体制で忙しいスケジュールをこなした。
最終戦が終わり、TYCレースは10戦中6回優勝、2位4回でレースクラスB総合優勝。横浜ベイサイドオープンレースは、新艇で初レースであったが117艇の頂点に立つ総合優勝とチーム結成初年度でこの上ない結果を残す事ができた。
この結果は、モチベーションの高いクルーのみなさんと、どの風域帯でも素晴らしいパフォーマンスを発揮してくれたノースセール、クラスカテゴリーは違いますが、練習にお付き合いいただいたり、セールカーブを撮影してくれたり・・と、色んな局面で支えていただいたイーグルの中村さん、斎藤さんのお陰です。 この場を借りて、心からお礼申し上げます!
忘年会終了後、二次会の席で村上先輩が音頭をとっていただき、全員が今年のCAVOKとのかかわりや、感謝の言葉を語っていただき、熱いものが込み上げてきました。素晴らしい仲間と、素晴らしいヨットに巡り合えて最高の年でした! 来る年は、さらに兎の如く跳ねて飛躍できるように精進したいと思います。
K.Shiraiwa
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