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A Happy New Year! TYCレース練習会参加記 |
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最終更新日2013/01/28
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先週のCAVOK新年会に引き続き、2013年初乗りはTYCレース練習会で始まった。 天気はまさにCAVOK(Cloud and Visibility OK)にふさわしく快晴。東京の冬は爽快だ。 風は富士山がはっきりと船首方向に見える310〜330°、海面はフラット、風速は15〜17ノットがコンスタントに吹き、時折シフティーな20ノット超えのブローが入るという絶好のコンディション。 まさにCAVOK日和である。
年末の整備で磨かれた白いハルがハーバーの水面に浮く。 エンジントラブルでバースに付けるレティシアを横目に見て、レース海面へ。
本日は総員6名、 ヘルム:白岩、バウ:栗原、マスト:八木、トリム:小郷、ピット:村上、メイン:木村のショートハンド。 さくらちゃんが5月までしばし別件チャレンジのためお休みとの発表で一同少しへこむが今日は餞(はなむけ)に良い走りをしなければと密かに思う男どもが居た。
本日の練習レースは上下の2レグを2本。海面の関係からスタボーの長い2タックコース。 第一レースは意気込みとは裏腹に、スタート時間の勘違いから5分前と間違いドンケツスタート。 しかしながら、レティシアは未だ海面に現れず、クワトロも陸に上がったままの本日はまさにライバル不在。 みるみる皆をごぼう抜きにして上マークはトップに。
この風でメイントリム初体験の報告者はウインチの使い方もわからず無駄に体力を消耗していく。 上マーク回航後マストにヘルプに入り何とかスピンをホイストするが、この時点ですでに電池切れ、コックピットに戻りガイを巻こうとするが腕が動かない。ポールがフォアステーから離れず白岩艇長からスピン降ろせの屈辱の指令が出た。息が切れ汗が噴き出る。 レースはそのまま流し込みファーストホーム。
気を取り直して、練習2レース目は上狙いで本部船横からの好スタートが決まる。 下から出たレティシアに対し高さで先行、のぼり角度の違いから徐々に迫られるも、スピードは負けていない。 角度が悪いのはメインの引き込みが甘いからかもしれず反省しつつも、トラベラーの使い方の感覚が徐々に戻る。タックを打ってレティシアを押さえながらもポートのアプローチはなかなか良い走りではないか。 CAVOKの中風域でのポテンシャル発揮だ。 (そういえば、芦屋のレーザー時代から白岩さんは風が吹かないと走らないな〜、など要らぬことを思い出す。)
さて、スピンはどうだ? 上マーク回航後ジャイブ。ホイストも旨く、なんとビューティフルな下へのレグではないか! 皆のタイミングが合うと実に気持ちが良いのがヨットというものなのか。 風も若干落ち、フニッシュ前にはさくらちゃんがラットを握るという余裕のかまし方であった。 またもファーストホーム。男どもの密かな思いは達成されたのである。
(さくらちゃん勉強頑張ってね、ヨットが面白いからって帰ってきちゃだめだよ。) M上氏の心の声が聞こえた。
本日のPros & Cons; ★異なるポジ
ションを経験することで何が必要かが見える。 ★筋力と持久力の向上が課題である! ★艤装とウインチの使い方ベーシック編誰か教えて。
報告者:木村
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