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腕試しでTBCレースに初参戦。
10時30分のスタートが無風状態で、1時間以上も遅れ、一時はこのまま中止で花見に変更との冗談も飛び交ったが、11時半過ぎて、やっと南の微風が吹き初め、レース開始。 1〜2Mの微風で始まり、その後は2〜3Mの軽風であり、新セールを艤装したCAVOKの能力が一番発揮できる風域。
第1レースは下有利のスタートだったが、白岩スキッパーの絶妙な舵さばきで、下から3-4番手で艇速を付けてジャストスタート。しばらくスターボードで様子見した後、この海面を知り尽くしている”隼”艇に習って右海面有利と判断して、ポートタックで右海面をめざす。
右海面中心に数度のタックを繰り返し上っていく。”隼”艇よりは多少上り角度は劣るが、艇速はまずまず。寝違えて右手に麻痺の残る栗原ジブトリマーと3週連続の乗艇で手の皮 (髪の毛も?)が薄くなった村上ピットマンも何とかそつなくタックを繰り返す。
上マーク付近で多少風が振れたものの、トップで回航。山田バウマンの指示でスピンポールも回航前に事前セットしてあり、回航直後に問題なくスピンアップしランニングへ。
2番手回航のVaroom Roadsterには、でっかいジェネカーを駆使したジグザグ航法で先行されたが、惑わされる事なく中島メイントリマーの堅実なスピントリムでプロパーコースに沿って下マークを目指し、後続艇に詰められる事もなく2番手で下マーク回航。
その後は、第1レグの上り同様右海面を走り上マークを回航。Varoom Roadsterには、多少水をあけられたが、そのまま後続艇を引き離しランニングで流し込みフィニッシュ。 この時点でレーティング修正1位を予想。
第2レースは多少風が振れてやや上有利のスタート。 ここでも白岩スキッパーの上手い位置取りで、上1-2番手の好位置から艇速付けてジャストスタート。直ぐにタックして第1レース同様右海面一本で攻めて、その後の展開は第1レースとほぼ同じ。回航時(特に下回航)に多少のシートトリムのトラブルあったが、大きな影響はなく、最後の下りではVaroom Roadsterを結構追い上げ、僅差の2番手フィニッシュ。ここで修正1位を確信。
これでTYCのオープニングレースから、開幕3連勝。しかし、シーズンはまだ始まったばかりであり、今後も回航時のクルーワークのミス防止やセールチューニングに磨きをかけ、常に上位に位置できるよう頑張りましょう! Report by K.Murakami
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