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TBC(TOKYO BAY CUP)第3戦 第1レース優勝!第2レース5位

最終更新日2010/05/10
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チーム結成以来、レースは皆勤だったバウの要、泰ちゃんが、今回仕事で不参加。栗坊がその代役としてバウマンDubut! ピット&トリマーに村上さん前田さん。メントリ恵利坊、ヘルムス白岩の布陣で出場となった。
第1レース。この時期にはめずらしく北風2m〜6m。上有利とみて本部船の10艇身手前でポジションをキープしていると、1分30秒前に風がシフト。ライン上、アウター近辺の艇と角度が違う事に気が付く。アウター側は下有利で、本部船側は上有利という短い距離で風が違っている不思議なライン。風は右海面の方が強く見えたので本部船側からのスタートを決意。すぐ上側にステラ艇がいたので、優しく「しも〜♪」を主張。ステラさん、無理して入って来ず大人の対応(笑)目立つ本部船側からの上スタートはリコールとられやすいので号砲後、少し余裕を見て上一スタート、加速、上りもGood!直ぐタックで右海面に向かう。下振れしたタイミングでスタボータックに返すと、中盤で隼艇とミート。左海面も風が良かったのかわずかにリードされ抑えられたが、艇速、上り角度とも他艇より良かったのでそのままポートタックで走っていると、ここからアクシデント続出。タックした瞬間シブが引けずシバー!?良く見るとスタボー側のシートがクルー部分からない!解けないハズのもやい結びが何故が(笑)解けてしまっている・・
失速してしまったので即反対タックに返し、シートを結び直し。しかしこの時、慌てていたため、ジブシートをリーダーを通すのを忘れるという致命的なミス。次にタックを返した際、今度は引き込めないハメに・・。Oh my God!
ここでも艇速を落としてしまい、バルームロードスター艇に先行される。さらに、上マークに近づいた時点で「ボンッ!」という鈍い音とともに、今度はジブがマストからスルスル落ちてくる!何、ナニ??どーして??こうトラブルが続くのか・・バウマン栗坊、肩で息をしながら奮闘するも、やはり正バウマンの泰ちゃんの偉大さを痛感しているかのように、遠くを見ながら首を傾げていた・・後で原因を確認してみると、フィッティングの仕方が悪かったのか?ハリヤードエンドのシャックルが伸びて変形し破損、再使用不可。止む無くスピンハリにジブを付け替えジブを張り直すも、2位で上マーク廻航。先行されたバルームロードスター艇を追う。ダウンウィンドウでは左側が比較的良く、3位以下の後続艇がどんどん離れて単独の1位、2位でフリートを引っ張る。2上は3位以下の動きを見ながら比較的左側に上る風が入っていたので振れタックをしながらポジションキープ。そのまま着順2位。修正1位となった。
第2レースは、スタートラインほぼスクエアで若干下有利だったため、ライン真ん中少し下よりを狙っていたら、すぐ下に隼艇、上にも数艇、ライン上は大混雑。リコールは避けたかったので、上・下艇のカバーでアウター・本部船がぎりぎり見えないポジションからフル加速でスタート!旗を確認するとリコールはなかったようだ。このレースもスタートは上手く行った。加速がついて即一歩前へ飛び出し、左海面のブロ ーを拾いながら振れタック。今度はトラブルもなくトップで上マーク廻航。フリーはプロパー気味を走り、バルームロードスター艇に迫られることなく下マークもトップ廻航。しばし後続艇の動きを見ながら、隼艇がスタボータックで左に向かった時点で合わせてタック。左海面に向かう。この時バルームロードスター艇は右海面1本コースを引く。
どうやら右が大正解だったようで、上るブローを掴んだロードスター艇が高さを稼ぎ、次のミートで大幅に先行されてしまう。2上マークは20艇身ほど離されて2位で廻航。左に落ちるブローがあったのでプロパー気味でフィニッシュラインに向かっていると、右後方から風が入ってきて後続艇が集団でみるみる近づいてくる!先行している我々の周りは風がない・・折角稼いだ距離があっという間に無くなる。これで万事休す
この結果、着順2位、修正5位となった。
今回は短いレグでトラブルや予期せぬ出来事が多々起きたが、TBCレースは2レース行なうので、失敗しても修正して即、実戦に活かすことができる。「失敗は成功のもと」とてもいい練習になった。帰港後、撮影した動画をチェックをしたが、結果はともかく1レース目より2レース目の方が一段とクルーの動きが良くなっていた。
栗坊は敢闘賞!今まで見えてなかったものが、初バウマンで少し理解できたようである。特筆すべきは、村上さんの俊敏な動きと、前田さんとのピットコンビネーション、抜群だった。恵利坊は、スピントリムの立ち位置を変えたのがGoodだった。ファインチューンのトリムは来週のTYCレースで再確認!来週は引き続きTYC第3戦に参戦。今回の反省を生かして頑張りたい。Report K.Shiraiwa