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TYC第7戦東京湾ヨットレースはバウマン山田がレポートします。
今回のレースで久々に1位を取ることが出来ました。TYCシリーズ戦では苦戦が続いたCAVOKに取って大きな1勝です。
TYC4戦以降のジューンレガッタ、トワイライトレース6戦、スバルザカップに至るまでの4レース、なかなか勝てない状況が続いたのです・・・・。
私を除くクルーのみなさんはレース前日に回航を済ませ、保田漁港の番屋に乗り込みました。到着後、潜ってハル磨き。フジツボで手を切った村上先輩他、クルーの皆様お疲れ様でした。
レース前には海面の情報収集や経験談など情報が交錯するなか、何を信じて良いのかわからなくなる。 結局のところ、プロパーコースを臨機応変に風のあるところを走るって事で。当たり前か。
レース当日。朝6時定刻どおりに全艇スタート。南の風、4メートル前日の予想を裏切り、風に恵まれた。
スピンランで快適なクルージングなんて期待はしていなかったけど、優勝を目指すCAVOKにとってレース序盤から胃の痛くなるような僅差の展開となった。やはり同じクラスのボーンフリーハート艇とはいつも同じような位置にいるわけで、昨年のシリーズチャンピオンは簡単に勝たせてくれるほど甘くはないのです。
悪い予感は当たるものだとは言いますが・・・。ほとんど差がない。どこでもヨットのGPSの航跡データを見てもほとんど重なってる!!
そこからは青いスピンネイカー同士、まるでマッチレースのようなデットヒートが続いた。 相手の動きを予想し、攻める。備える。これがあるからヨットレースはやめられない! ほぼ互角のスピードで牽制しあう至福の時間が続いたのでした。(個人的にはもっとやりたかった) 結局、我々にとっての好敵手ボーンフリーハートとは最後のタックまで一緒でしたが、勝利の女神はCAVOKに微笑んでくれたのでした。めでたく1位フィニッシュ。 景色を楽しむ余裕なんて全然無かったけど良かったです。
CAVOKチームにとって初参加の東京湾ヨットレースでしたが本当に楽しいレースでした。 クラブレースでありながら、これだけのスケールで運営をするのはさぞかし大変だったと思います。 コミッティのSTELLAさん、尾長鮫さん、競技委員の方々、本当に有難うございました!
しかし表彰式が終わってみてふと物足りなさが残る。 TYCの名物男。STELLAの市川さんが手術のために入院中じゃないですか。寂しいです。 市川さん、早く全快してまたTYCを盛り上げてください!
バウマン山田あと3戦がんばりま〜す
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