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第1回ビーグレンカップ

最終更新日2013/08/17
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 8時半に葉山マリーナに集合するも、海面は霧に包まれ、数メートル先も見えない状態。風も3m/sくらいか。
気温は、ここ数日最高気温を記録し続けている。しかも、このような状況の時に限って葉山沖から小網代浮標へのショートディスタンスレース。はたして帰港できるのは何時になる事やら...。
しかも本日は正規のメイントリマー、ヘッドセールトリマーの面々がすべて欠席で、ヨットの動力源であるセールのコントロールを全て助っ人に委託することと相成った。オリジナルメンバーが全員参加することは、昨今の日本の経済事情・家庭事情を考えると困難な状況ではあるが、助っ人の手を借りながらでも定期的に船を出すということはチームの継続にとっても重要なことであると考える。
さて、そんなこんなで今回は関がレースレポートを書かせて頂くわけだが、私は微風のためレーススタートからフィニッシュまでほとんどセール裏に隠れていたので(決して日陰で涼んでいたわけではありませんよ)、あまり正確な報告ができないことは先に述べておく。
 スタートはライン下側を狙うため、ポートタックで徐々に登りつつ、上側から流れて来る艇団の下側、もしくはその隙間を見つけつつタックを返し、ラインにつけるという計画であった。しかし、ポートタックでは思ったよりも船をラインに近づけることができなく、しかも上側の艇団の隙間を見つけることができず、第二線からのスタートとなってしまった。
 スタート後はスタートラインから荒崎の灯台のライン上をそのままトレースする形で走っていたが、海面全体に霧がたちこめたため、他艇との位置関係は不明のまま。おそらく艇団全体の中でも陸よりに走っていたと思われる。レース後に判明することとなるのだが、この位置どりがどうやら致命的なものとなってしまったようである。というのも、たまに見える蛸壺からは自艇付近にかなり強い潮が流れている事が伺えたが、どうやらそのような潮が流れていたのは我々が走っていた一部の限られた海面のみだったということだからである。相模湾内の潮の流れを熟知している他艇との差が明確に現れたレースであった。
 周囲を覆っていた霧は荒崎の灯台付近で晴れ、徐々に視界が回復してきた。自艇と同型艇がはるか前方にいる一方で、周囲には40フィートクラスも何艇か存在しているという微風レース特有の混沌とした状態となっていることが理解できた。小網代浮標を艇団中盤くらいで回航し、そのままジャイブセットでジェネカーを展開。前方の船と徐々に差をつめる。しかし残念ながら快走は長くは続かず、風はどんどん弱まり万事休す。なかなか船を風下に落とすことができず、あえぐように何度かジャイブを繰り返しながらもフィニッシュした時には我々が勝手にライバル視している船たちはすでにハーバーの中...。
結局修正で11位という結果に。

反省点
・ スタート時には、何秒でスタートラインまで辿り着くかを全員に周知する。
・ ディスタンスレースの時のトリムのローテーションをちゃんと考えておく。
・ 葉山沖周辺の潮の流れ、網の位置などをもう 一度皆で確認をする。

Report M.Seki
リザルト