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ミドルボート選手権 |
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最終更新日2014/05/10
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家族に白い目で見られながらゴールデンウィークの3連休を毎年海で過ごす、 そして例年吹き荒れる恒例のミドルボートが開催された。 北の微風もありつつも、メインは南の30ノットの強風でのエキサイティングなレースとなった。 そして結果はそこそこ、もったいない取りこぼしもあり、それを改善すればクラス優勝は夢ではない状況だった。 ただ、終盤に接触があり根本的な修理に時間がかかることとなった。
ヘルム:白岩 メイン:中島 トリマー:石井 小郷 ピット:村上 バウ:栗原 フローター:北島 タクティシャン:加原 初日のみ:徳本
1日目 第1レース 朝、マリーナに向かっている時は風が吹いていないなー、と思っていたところ、レース時間に近づいたら南で10ノット程度の風速となった。 2レグ目で風が吹き上がり、30ノットぐらいとなったためMedium Heavyにチェンジ、4レグ目はスピンをあげない艇もあり、サモアもデスマストしていた。 クラス着順3位、修正3位。
第2レース 一旦吹き上がった風が落ちて、真ん中でスタート。2回タックし左海面に伸ばしたら、再び吹き上がりながら大きく右振れ。 僚艇のAdonisと二艇でずっと左に伸ばしてしまい、1上マークをビリに近いところで回る。そのあと腐らずにレースを続けていたら、アドニスと接戦のまま多少追い上げ、 着順9位、修正10位。
2日目 第3レース 二日目は朝が早い。 この時期の朝方はまだ寒く、弱い北風が吹いていた。 ラインの真ん中でスタート。そのまま左に伸ばしながら、タック、上マークのレイラインをポートタックでアプローチ。 ここでスターボードでアプローチしてきたULALAとミート。 若干無理に入っていったら抗議旗を出された。これが後に審問の結果、DSQとなる。 そのままレースを続けて2回目の上マークをまわったら風がなくなり、そよそよの南風が入ってきてよれよれのフィニッシュ。
第4レース 第3レース終了後、前日並みの風に吹き上がってきた。 ピンエンドよりで良いスタートだったものの2回ともゼネリコ。 3回目は真ん中で普通にスタート。 大きな風のシフトもなく、無難なレースを展開し着順4位、修正3位。
第5レース スタートして、左に伸ばす。早めにタックしたあと、風が左に振れ我々より左に伸ばした艇はオーバーセール気味のため、アビームで上マークアプローチ。我々がタックをしてかなり良い順位でスターボードアプローチしているところにポートでエキゾチークとミート。接触しそうになったので我々がよけたところ上マークレイラインで上を向いて止まってしまった。 その後多くの艇の邪魔をしてしまい、なんとか上マークを回ったら、かなり後ろの順位だった。気を取り直して、強風の中レースをし、多少挽回。 5レグ目のフィニッシュ間際に、スターボードでフィニッシュラインにアプローチしていたところ、ポートでプロントに追突され、デッキにクラックが入ってしまった。なんとかフィニ
ッシュした後、第3、第5レースのケースの審問で加原氏がマークボートに乗り移ってシーボニアへ。我々は葉山マリーナへと帰航した。 加原氏が戻ってきたのは午後11時すぎ、審問が9件あったらしく最後の審問がおわったのは日付が変わって0時半だったようだ。着順6位、修正7位
3日目 第6レース 弱めの南風で雨模様。CAVOKハ本部船よりでグッドスタート。 そのまま城ヶ島南西沖ブイまでスターボードタックでアプローチ。 沖の方が残って、岸よりの艇が遅れる。いい順位で南西沖ブイをタックで回ってそのままジブセールのままセーリング。 亀城を越えたぐらいで風が完全になくなり、漂いはじめた。 最初は岸よりが風が残っていたものの、その後沖から風が入りはじめ、2回スピンをあげさげし、途中で降り、最後はジェネカーをあげてフィニッシュ。 最後はジェネカーをあげてフィニッシュ。 着順3位、修正2位。全レースが成立したので1レースがカットとなりBクラス4位入賞とななった。
シリーズを通じて、タクティクスの当たりはずれはあったものの、安定してよいセーリングはできたと思う。しかし、レガッタレースでケースがおき、審問の場に立つというのはCAVOKチームとしてははじめてのことだった。 今後は他艇との状況をチームのみんなが把握してコミュニケーションをとりながら、もう一段上のレースを行って行ければと思う。 レポート:北島輝一
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