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第2回クレアカップ

最終更新日2014/11/11
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11月9日、第3京浜に乗るころ大粒の雨がフロントガラスをたたく。
今日も雨かと多少憂鬱になったが、HMYCに着くころには雨は上がった。
後は風だな。

本日のメンバーは
ヘルム:白岩
ピット:村上
トリマー:石井 北島
マスト:木村
メイン:中島
バウ:栗原
タクティシャン:加原

第一レース(4レグ)
風は北東方向から葉山寄り、鎌倉寄りの二方向から風速も12-15kt、7-12ktと非常に読みにくい状況。
コースが決まらず延期信号が出た後、風が落ちた状況でスタート。
本部艇寄りの空いた場所からCAVOKはまずまずのスタート。明らかにリコール艇有りと思うが信号は出ていない。
スターボードロングのコースのなか、密集を避けタック一本。しばし右海面に向かいその後スターボに返し左海面の風を取りに行く。
上マーク手前までは上位艇が視界に入る走りでまずまずであった。と言いたいところだが、同型艇は更に走りが良い。
1上を回るころから風は北寄りに振れ風速も落ちる状態。先行艇に追いつこうと必死に頑張り多少の挽回は出来た。
下マークはジャイブ後回航の少し難しいパターンだが、やはりスピンの取り込みでバタバタしてしまう。
回航後スピンポールが下りず、即座にタックが出来ないという事態であった。
フロントとバックのタイミングが会っていなかったのが主な原因か?
失敗の分析と解決策の出し方を工夫したほうが良いのかも知れない、と反省。

2上までは風も相変わらずで、ブローを掴みに行くだけの展開で挽回のチャンス無し。
2上を回ってからは更に風も落ち、北東に振れ始める。これもなすすべ無し。
着順7位で悪くは無いが、思い切り走れずなんだかすっきりしないレースとなってしまった。


第二レース(4レグ→コース短縮2レグ)
風はスタート時ほとんど無風1-3kt。
スタートラインに張り付いて何とかスタートするが、最初からホープレスポジションで何もできない。
重量級のCAVOKは慣性が付いていれば集団から抜け出す場合もあるが、ブローへの感応度が極めて低い。
軽い船はうらやましいな~などと言っておられるのは、前の方に乗っている人間だけで、コックピットは
額に青筋が立っていたのではないか?
我慢をしながら1上に到着。
スピンもスムースに上がり、スピード重視で上り気味にコースを取っていく。
途中で先行艇を見ると、フィニッシュ後ジブを下しているのが見えここでコース短縮を認識。
最後まであきらめず一つでも順位を上げようと頑張ってフィニッシュ。
着順11位で、スタート後の出遅れが結果的に響いてしまった。

葉山でのフル参戦を目標に、あわよくば優勝を目指していたCAVOKですが、年間優勝の目は消えた模様。
最近の走りを見ると、軽風域を含めスピードはかなりコンスタントに出るようになってきたと思う。
葉山のシフティーな風の掴み方と、潮の読みが大きな課題なのだと思う。
練習量が足りないのは社会人レースの宿命だが、コックピットとフロン トのタイミングであるとか
全体の操作のキレとかが少し足りないところもあるので、声を掛けあう事は大切かもしれない。
報告者自身の反省も含め改めて書いている。

12月はコミッティーボートなので、残り1戦。
最後まで粘るぞ!

本日のスポンサー クレア法律事務所さん ありがとうございました。

By きむら