ヘルム 白岩 ピット 村上 メイン 中島 トリマー 石井、徳本 マスト 木村 バウ 北島 フローター一井、岡田 さわがしかった蝉の鳴き声とともに暑かったお盆が過ぎ、朝夕は過ごし易くなるとともに例年より早く秋の訪れを感じた8月後半の日曜日にミッドサマーレガッタが行われました。 この季節にめずらしく、予報は北風、午後のシーブリーズも期待できない状況です。 コースは葉山マリーナ沖をスタートして小網代浮標(通称赤白ブイ)をアンクロックで回航して再び葉山マリーナ沖に戻ってくるショートディスタンスコースです。 当初は北風の予想だったので、スタート前にスピンをセット、ポールもあげておき、スタートとともにスピンをあげるつもりでした。スタートラインはコースにむけてセットされるため、ポートタックでのスタートになります。ラインは若干アウター有利でカボックはライン中央で1.5列目ぐらいでのスタートとなりました。スタートしてスピンポールもセットしておりましたが実際は風向はかなり東寄りの60度。 結局スピンはあがらず、風速は20ノットでほとんど安定しておりましたが、陸風のため強弱は場所によってありました。 結果的には行きはポートタックのクローズリーチ、小網代浮標をタックをしながら回航し、帰りはスターボードタックのクローズで帰ってくるという、タック一回のみのレース展開となりました。 いつもの陸風の傾向通り、岸寄りの方がガストが濃いものの、それほどコース選択の余地もなく、セールトラブルや時折くるガストでのブローチングをしてしまうと、順位が下がるという減点方式、行きのレグで上側に並走していたO&Sやフェローズはこれにより遅くれてしまい、カボックがセールオーバーすることができました。 フォアデッキは完全失業、メイントリマーのみが常に忙しい状況。 そこそこの風でもあったため、軽風仕様の艇よりは、小型であったりやや重くてレーティングが低い艇、またアビームでのセーリングが得意な艇が優位なレースとなりました。 結果は着順8位で修正7位となりました。 優勝はQuatre HIRO、葉山マリーナに移転してきて初優勝でした。 フォアデッキチームとしてはやはり上下レースでないと見せ場がないということを確認いたしました。 北島
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