スタッフ釣行 ~新年初釣り!羽田・川崎沖の浅場良型タチウオ!~

最終更新日2020/01/16
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新年を迎え、初釣りはいつも通りシーバスのジギングかなと思い、予定をしておりましたが、昨年から好調が継続中なのが湾奥から湾央エリアにかけてのタチウオです。

例年ですとこの時期は観音埼から久里浜沖の100m前後といった深場がメインになってくるのですが、現在のタチウオは浅場の30m前後で、活性も高いままに良く釣れております。

さらに釣れるサイズも平均が体高指4本サイズ主体となれば、引き味も食味も良いので行かない訳にはいきませんね!

例年とは違うパターンに群れもいつ抜けてしまうかわからなかった為、急げとばかりに先日、一部スタッフで調査に行ってきました。

 

 

当日は潮回りは中潮、波風無い凪の晴れ模様で出港日和。11月くらいの体感温度に感じられます。朝の出港予定時間がちょうど潮止まりの時間でしたので、近場ということもありゆっくりと出港。

エサ釣りでは天秤仕掛けでオモリ40号~60号にハリス1.5mほどの一本針仕掛け、エサは市販のサバの切り身を使用。ジギングでは80g前後のメタルジグを中心に用意してみました。

 

途中、D滑走路付近のシーバスの様子も気になっていたので魚探をかけてみると、中層より下にシーバスと思われる反応…ジギングで誘いを繰り返していると早々にヒット♪やっぱりいたという感じですが、この時期ここによくいるセイゴサイズ。とはいえ、新年初物の魚が出るとやはり嬉しいものですね!

とりあえずの一匹が出て、もう少しこの場で粘ろうかとも思いましたが、タチウオの朝の喰いに出遅れるのも嫌でしたので早々に移動

 

川崎沖のタチウオ釣り場を目指していると、予定よりだいぶ手前にまた鳥山を発見!船の下1mくらいには目視で見える3cm程度の小イワシがかなりの数いるようで、魚探上でも広範囲にいろいろな形の反応が!

イナダ・ワラサ、サワラあたりが釣れてくれると良いなと期待してジギングをすると、こちらも早々にヒット!

ずっと首をゴンゴン振り続けるイナダ系の引きとは違い、水の抵抗が少ないながら時折ギュギュギュンとバックする引きの感じから、もしや…とは思っておりましたが、4本指サイズの良型タチウオ♪

早速の本命キャッチに安堵と喜びを感じながら、周りに船がいない状態でしたので、しばらくドテラ流しで粘ってみることに…


ここにはいろいろな魚がいるようで、ジギングでは時折水面までイナダが追いかけてきたり、キャッチはできませんでしたが、ワラササイズに近いと思われるものが掛かったりと水面下は水族館状態?のように密集状態と思われる様相。

ジギングではいろいろな魚が掛かる確率は高まるものの、まずはタチウオを稼ぎたいということでエサ釣りに変更すると、ルアーよりも反応が良く、落とす度にアタリが出る状況!

夢中で小魚を捕食している様で、この時期とは思えない躊躇なく食べに来ているアタリの出方に期待も膨らみます。

あとはエサタチウオの醍醐味の針掛かりさせるまでの駆け引きから、竿に重みが乗るのが快感です!

あがってくるタチウオも4本指サイズを下回ることなく、ほぼ同じサイズばかりですが、このサイズが浅場の手巻きリールでできる範囲で数釣りとなると、引きも強く楽しいです♪

また、この時期は水も澄んでおりますので、船の5m程度下から銀色の魚体がギラギラと見えてあがってくる様子も堪りませんね!

 

船を何度か潮上に入れ直しながら、鳥山が無くなるまでの時間に数をある程度確保して一安心♪その後はイナダによってまとめられていた小魚が散開してしまったようで、魚探をかけながらゆっくり走ってみると、あちらこちらに小規模な群れの反応はあるもののすぐに移動してしまう状態…

 

せっかくなので、風の塔のシーバスもやってみようと思い、1時間程度反応に当てながら粘ってみましたが、こちらは先行者に攻め尽くされてしまったかヒット無し…



またタチウオ狙いで南に下るのも嫌なので、北上して羽田沖の水深25mのポイントへ。こちらでは魚探の反応として表れる情報は乏しいながらも、広範囲に群れが溜まっているようで、エサ釣り仕掛けを落としてすぐアタリが出る状態!

底から5mまでと中層に浮くような反応ではありませんが、ここまで反応が良いとは思っていなかったので驚きです。

その後も誘えば押さえ込むようなアタリが続き、掛けては船中へどんどんと良型タチウオがあがってきます。

こちらでは時折5本指サイズも混じるようになり、鋭い歯に当たって針だけカットされることもしばしば…それ
でもカツカツとした前アタリから魚が乗った時の、一瞬竿が止まる感じはやみつきになってしまいますね!



ダブルヒットも出るほどに活性が高く、続けていればまだまだ数が出そうでしたが帰港後の片付けと調理時間を考え納竿。

冬タチウオの良型サイズがマリーナから20~30分の近場で味わえるのは、今年だけの状況なのかもしれませんが、初釣りとしては短時間で秋の釣りと同じように数釣りを楽しむことができました!


 

帰港後、タチウオを炙り刺しか揚げ物・ムニエルなどかと迷いましたが、今回はシンプルな天ぷらに♪

タチウオは捌きやすいのであっという間に三枚おろしへ。包丁に脂がべったり着くほど脂も乗っていました。


サクッとした雰囲気に仕上がり、いざ実食。定番のような表現ではありますが、衣はサクッと中はふんわりとした実に白身のしつこくない旨味が感じられる出来栄えに満足♪タチウオは様々な料理に合う魚なので、数が釣れても食べる点でも楽しめる魚です。

特にこの時期は脂もたんまりと乗っておりますので、釣りも料理も味わいたい方はお早めに挑戦してみてください!