スタッフ釣行 ~横浜港周辺のシロギス調査~

最終更新日2019/06/03
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気温の上昇に伴い、急に海水温が上昇した為、一時期は赤潮気味な気配があった東京湾奥エリアですが、降雨で水温が落ち着いてからは逆に栄養素を多く含むタンニン色の良い濁りとなってきました。

これから初夏のシーズンは浅場でのシロギスをはじめ、浅場のタチウオやマゴチといった釣りも食味も良いターゲットが多くなってきます。


その中でも個人的にも思い入れが強い、シロギス釣りは食味も良く、引き味も強いので初心や子供達にもぜひとも挑戦していただきたい魚の一つです!


道具もシンプルですので、こだわらなければ竿とリールがセットで販売されている道具でも十分に楽しめますし、仕掛けも釣具屋で船のキス釣りと伝えれば、他の釣りモノに比べて安く揃えることができます。

エサもコマセ等を必要とせず、新木場の駅前の釣り具自販機でも購入できる青イソメを使用します。



これからのシロギス釣りの定番ポイントはやはり浅場の盤洲・木更津沖や中ノ瀬が絶対数も多く有力ですが、釣行当日は南西の風予報だった為、泣く泣く風裏の横浜ポイントの様子見を兼ねて出発


横浜港近辺でのシロギス釣りは遊漁船等もあまり狙わない為、シロギス狙いの方には人気のない場所ではありますが、多摩川以南のエリアは全体的に砂泥地帯となっており、その中でも沖側の潮通しの良い場所はシロギス好みの砂地が広がっているように感じます。

他の有名ポイントに比べると釣り場が絞りづらい点、難易度がやや高まってしまうのですが、これから午後に南西の風が多く吹くシーズンでは、中ノ瀬や盤洲での揺れながらの釣りが苦手な方におすすめな場所でもあります。


横浜港周辺でのシロギスポイントの選定のコツは高水温期には水温が下がる流入河川の存在と、掘り下げた航路の深みから上がった位置にある砂地帯の存在です。

当日も風裏かつ、航路から外れた位置にある深みから一段上がった砂地を狙っていくと、船を流して数か所目で23㎝ほどの良いシロギスに出会うことができました♪

群れで行動する魚ですので、1匹釣れた後は丹念に同じ場所に船を流し入れていくと、やはり同様の場所でポツポツと大小さまざまなシロギス達!

途中この時期多い赤クラゲの猛攻に遭い、釣れなくなったと思って仕掛けを上げるとやはり赤クラゲ・・付いたままでは釣れなくなってしまいますので、釣り時間の半分を除去作業に追われてしまいました・・

仕掛けの針数を1本針に変えてからはずいぶんと解消されましたが、ちょうど潮どまりを迎えた為、別場所に移動



やや南下し南本牧埠頭周辺、こちらは所々で岩礁が混じり始めますが、底質がはっきりと変わる分、砂地エリアを見つければ、あとは当日釣れる水深を探っていくだけ!

流し釣りしながら、様々な水深を探していくとやや深めの18mラインではっきりと伝わるブルブルとした アタリ

なかなか掛けられないながらも、しばらく粘ってようやくのヒット♪やっぱりいたねといった具合に少数の追加となり、最後は岩場のカケアガリと平行に探ってお土産のカサゴ

横浜エリアのシロギスのポイント調査という点では実りある内容でしたが、釣果数でいえば想定していた内容よりずいぶんと少ない結果となってしましました・・



6月は一年の中でも平均サイズが大きく、数釣りも十分に期待できる季節です。

しばらくはアクアライン周辺から木更津方面がおすすめではありますが、盤洲の場合はアクアラインの橋のやや南に少し沖に張り出した浅場が存在していおりますので、事前に浅場やノリ棚等の危険個所把握を行ったうえで、航行中も常に水深把握を怠らないようにお気を付けください。


6月後半は例年であればタチウオやマゴチも楽しめるシーズン!

タチウオであれば猿島や第二海堡の南北周辺、マゴチであれば羽田、横浜~八景島周辺にかけての岸よりが狙い目となってきます。

今時期の暑すぎない、程よい気候のもと、ぜひ皆さま旬の釣りに挑戦してみてください!!^^