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そこにいたの?? |
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最終更新日2016/11/10
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こんにちは!マリン女子ミヤノです。
いや~めっきり寒いですね。さすがの寒さにコートを引っ張り出して出勤しました。
先日、関東小型船安全協会、短くして”小安協”の”大型船の理解を深める講習”に行ってきました。
ざっくり言いますと、大型船舶から小型船舶はどう見えるか。というのを知って下さいね~という講習会です。
座学やDVD、シミュレーターを使用して感覚を学びました。
皆さんご存知の通り、特に東京湾では航路が多いので、たくさんの大型船が通過するそうです。
よく例えに出ますが、東京タワー(333M)が横たわったのと同じ長さに相当し、幅は60M、喫水は20Mほどだそうです。
この喫水20Mがやっかいだそうで、深さのない東京湾では大型船は自由に走れず、決まったルートを通るしかない。と講習で言っておりました。
また、大型船はその名の通り、大きくて、ながーい。そして荷物で視界が狭くなるそうです。
コンテナ船などは特に見えないそうですよ。
その感覚をシミュレーターで見せて頂きました。なかなか本格的で映像も本物っぽい。
天候や場所の指定もできるそうで、色々なシーンに対応できるスーパーな機械でした。
シミュレーションでは、コンテナ船を操船していると仮定して、40ftくらいの小型船が周りをチョロチョロ走ります。
そして、小型船、視界からいきなり消えます。どこいった~と見渡すと、見えない船尾にいたり、船首を横切ったり、船首の前でエンジントラブルでしょうか?止まったりします。コンテナ側からすると、轢いちゃった???とものすごく不安になります。
ご存知のとおり、機関停止をしても全然止まりそうもありません。結構進みました。
ごくたまに、轢いてしまう場合があって、トラウマになる方もいるんだそうです。
リアルな映像と感覚が味わえました。
今のところ、大型船に乗る予定はないですが、大型船の大変さ不便さが分かったところでルールを守って優しい操船を心がけたいと思いました。ご興味のある方いらっしゃいましたら、一度体験してみてはいかがでしょうか。
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