湾奥青物フィッシング!鳥山撃ちしてきました!!

最終更新日2017/10/12
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半袖から長袖の出番がチラホラと増えてきた秋の真っ只中でありますが、東京湾の海の中でも様々な魚種が釣れるシーズンを迎えております!

そんな10月のスタッフ釣行は旬の青物!



今年は例年より多少早く、9月後半には青物が湾奥にイワシなどのエサを追って入ってきていました。

イワシなどの小魚の動向次第で、湾奥のどの場所で鳥山が立つかが変わってくるのですが、今年はマリーナからほど近い三枚州沖、羽田沖、浦安沖で連日イナダの釣果があがっております。

朝夕のゴールデンタイムはもちろんのこと、今年は湾奥イナダの量も多いようで、日中でもチャンスがあれば割と簡単に釣ることができます♪


当日は午前中に用事があった為、午後からの出航とはなりましたが、荒川から沖合に向かっていく途中ですぐに鳥の群れに遭遇

この時に鳥が多ければ多いほど、気持ちが焦って鳥山に船を突入させてしまいがちですが、船が近づくほどに魚も鳥も逃げてしまいチャンスを無駄にしてしまいます・・

はやる気持ちを抑え、まずは鳥の観察から!


たくさんの鳥達が海面に浮かんでいるのは過去にそこで良い思いをしたからであって、エサとなるたくさんの小魚がそのエリアを回遊していることを示します。

さらに今範囲を見渡せば、飛び続けている鳥と海面で動かない鳥、何回も飛んでは着水を繰り返す鳥などに分けることができます。

飛び続けている鳥の中でも、単独で動いている鳥と複数が同じ方向を目指して飛んでいる、ということで言えば、後者はその行き先に仲間の鳥山がある可能性がありますので、好ましいポイントが見つからない場合はしばらく並走してみる価値はあります。

また、頻繁に何度も離着水を繰り返している鳥達の周辺は期待が持てます!魚に追われ、海面まで上がってきた小魚を鳥達も食べています。鳥が水面を突っつくように夢中で追っている光景を見つけたら、その周辺には回遊魚がいるチャンスですので、すかさずルアーを投げてみましょう!


この時期の湾奥の青物であれば、ボートシーバスのロッドでも十分に楽しめます♪ルアーは使い分けたいところではありますが、ご自身のロッドの負荷に合わせたシーバス等で使うバイブレーションが扱いやすく、表層から底層まで広く探ることができるのでオススメです。

鳥達の動きを見ながら、魚のいそうな場所に投げては早めに巻くだけですので、難しく考える必要はありません。大事なのは青物の捕食ゾーンを考えてルアーを引くことです。

小魚が水面をバシャバシャと跳ねていたり、回遊魚が捕食する際の水柱、時には豪快にジャンプしたりといった光景が見えている場合には、ルアーもなるべく表層を通すように引いてきますが、そういった光景がない場合はルアーをしっかりと底まで落としてから引いてみてください!


ここ数日の魚探画面を見ていま すと、上から下までおびただしい小魚の反応が表れていましたが、底付近だけはポッカリと空白の状態。これは下に大型魚がいることで、表層に追い立てられた際にできる状態です。

お昼時にヒットしたイナダは全て、底から巻き上げ時のヒットでした。鳥が多いと表層ばかりを狙いがちですが、日が高い時間帯はぜひとも底付近を探ってみてください♪


夕方になれば青物のチャンスタイム!
今年はサバの北上が遅れていますので、湾奥にて美味しいデカサバが釣れていないのが残念ですが、イナダの量は十分!加えて釣行日は東京西航路近辺でサワラの群れにも遭遇!

あちらこちらでボラのように跳ねるサワラに翻弄されながらも、新しくマリーナの仲間となりました當間にサワラがヒット!

最初は根がかりと言っておりましたが、よく見てみればしっかりと重みの乗った引き具合!使っていたバスロッドが満月状態の曲がりとなりながらも慎重にやり取りをし、無事にランディング♪体高のある立派な80cmの本ザワラでした!


その後も船の周りで30分近く跳ね続けておりましたが、エサの小魚が多すぎるのかルアーは見向きもされず、日没を迎えて納竿

釣りの最中に空サビキを落として釣れたので分かってはおりましたが、帰港後に捌いたイナダとサワラからは5cm程度のカタクチイワシとサッパが大量に出てきました。



マリーナに戻ってからは、疲れを癒す魚料理♪
イナダだけ捌いてお刺身としゃぶしゃぶに・・


この時期のサワラやサバは脂が乗って何にしても美味しいのですが、イナダはさっぱりとした身の質の為、苦手に思っていらっしゃる方も多いかと思います。

そんな時には現在主流の熟成をさせてから食べてみましょう!
お肉と同じように少し時間をおいた方が美味しく食べることができます♪興味のある方はぜひ調べて試してみて下さい。

その日に食べたい方は、イナダのしゃぶしゃぶがオススメです!
ブリしゃぶとまではいきませんが、青臭さも抜け、風味も良くなり、リピートしたくなる味です。お手軽にできますので、ぜひともポン酢でいただきましょう♪^^



湾奥の青物はいつまで釣れるのかがわからない釣りとなります。挑戦したい方はすぐにでもタックルを用意して出航です!

例年通りですと、あと一週間、長くても二週間かと思います。その後はまた横浜方面となりますが、シーズン後期のパターンである、シラスを食べ始めるようになると難易度がグッと上がってしまいますので、早目のご計画がオススメです!


引きも食味も抜群な近場の湾奥青物、皆さまもぜひ挑戦してみて下さい♪^^